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この日は小田原の健康ランド、「万葉の湯」という所に泊まりました。
深夜料金をプラスすると4000円くらいしてしまうけれど、新しく、設備も充実していてグーでした。
そういえば小田原まで漕いでいる間、いろんなところでみこしを担いだお祭りをしていました。
囃子の音が気持ちよかったです。

この日、朝4時頃起きて朝食を小田原城で食べた後に出発しました。
箱根湯本まではチャリに乗って行けたのですが、後は押すことしか出来ませんでした☆
上に書いている「ジュースをおごってもらった人」ですが、峠でお店を営んでいるおじさん。
彼は「登りきったところにラーメン屋があって、そこの人たちと知り合いだから、連絡しといてあげるよ。食べて行きな。」と言ってくれましたが、上りきった時間は午前8時過ぎ。
店が開いているわけもなく､泣く泣く通り過ぎました。

健康ランドは小田原に続く「万葉の湯」のチェーン店。
ここは深夜料金合わせて3000円ちょっとでした。
2003年にオープンしたばかりで、お湯は湯河原温泉からとってきているそうな。
人も少なかったし､快適でした。

「やさしい静岡県」←大嘘だと言うことがその後わかってきます。
歩道狭いしトラックは多い。150号線は今考えると地獄だったかも。

この日は本当に迷った!
16時過ぎに静岡を出発。
御前崎の宿に予約を入れようと電話したら､「今からくるの？無理よー。」と言われたのにカチンと来て、「なら行ってやろーじゃないの！」と衝動的に出発したのが間違いでした。
暗くなった道を走るのは初めて。
峠のトンネルが、すっっっごく怖かった！！！
歩道がないに等しかったので､車に衝突されるのではないかという恐怖感でいっぱいでした。
着いてよかったー。
もう無茶はしません。

静岡には「太平洋岸自転車道」と言うものがあちこちにある。
沼津から静岡までの「自転車道」は防波堤の上を走る感じで左に海を眺めながら、車の心配もせず走れた。
気持ち良かったからと､御前崎～浜松の自転車道を利用したら大間違い。
砂丘の砂が風に吹かれてルートをふさぎ､えらい遠回りなコースで時間のロスが大きかった。
無駄な体力も使った。
だからだろうか。
たった80キロのコースが200キロコースくらいに感じてしまった。
以後、「自転車道」という表示を見ても心を動かされなくなった涼子でした。

浜名湖YHでは女性チャリダー二人と同室になった。
東京大田区から漕いできたらしい。
彼女たちも疲れているのか、8時には二人揃って爆睡していた。
・・・そして次の日あたしが起きたら誰もいなかった。ちょっと悲しかった。